PLAY〜アイドルイメージビデオレビュー〜【Reprise】

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愛川ゆず季/YUZU DIARY/フォーサイド・ドット・コム/50分/2006年11月24日発売

 

【DATA】愛川ゆず季/YUZU DIARY/フォーサイド・ドット・コム/50分/2006年11月24日発売

【キャッチコピー】「残念」という言葉しか思い浮かばず残念。

【レビュー】

 
はぁ~…っと、まずは大きなため息。このメーカーの一連の作品にはあまり期待を寄せていないのですが、案の定、予想通りの出来でした。ポテッとした体型といい、愛くるしい丸顔といい、とても親しみやすさを感じるゆずポン。私は好きですよ。しかし、この作品に限って言うと、すました表情を作るのに必死で、見ていてちょっとイタいところがあります。監督の指示を受けながらカメラを回しているためか、視点が定まらず目がキョロキョロするシーンも。

 それにしても、視聴者を喜ばせようとするサービス精神がこのDVDからは感じられません。入念な準備もないまま、行き当たりばったりでゆずポンを撮ってるだけといった印象。悪く言えば、単なるイメージビデオで終わっている。作り手の体温が感じられないし、まったくもって無機質な作品です。顔のアップばかりじゃなく、もっとパーツごとにカメラが寄るなどの工夫をしてみては? せっかく立派なバストをお持ちなんですから。あと、オリジナリティを出したいのなら、他作品のBGMの使い回しをやめるべき。

 特筆すべきチャプターは…ありません。いわゆる「いい絵」が少ないんです。チャプター7の殺風景なこと! 変哲もない河原、枯れたススキ、コンクリート打ちっぱなしの橋脚。素人のビデオ投稿作品かと思いましたよ。晩秋に撮影されたのか、薄着で寒そうなゆずポンを見ていて気の毒になってきます。まあ、見てるこっちはもっと寒いんですけど。

 ゆずポンは“モノ”ではなく“ヒト”。「これはけっこうな品ですね」と愛でる壺とは違うんです。ゆずポンをただ観賞したいという人は、リリースイベントにでも行けばいい。DVDとして販売する以上、出演者の個性を引き出した《娯楽》という付加価値は必須なんですよ。素材のいい生肉を出されたって食えないように、煮るなり焼くなりの調理をしていただかないと、視聴者は満腹感を得ることができません。いくら私がゆずポン好きとはいえ、この作品を最後まで見るのは苦痛でした。

 『アイドル芸能社』の社長として奮闘していたゆずポンには、個人的に思い入れも強いので、もっとほめちぎりたいところなのですが、いかんともし難いクオリティです。今作はハズレだったけど、それでも私はゆずポンを応援し続けます。念願のミツカンゆずぽんのCMに出演できる日まで!

(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)

【主な流れ】

1.オープニングダイジェスト。緑の浴衣姿で自己紹介。

2.黄色のホルターネックビキニ。プールサイドに座る。テーブルにほおづえをつく。

3.白のビキニ。C-2と同じくプールサイド。デッキチェアに横たわる。

4.茶系のフリル付きビキニ。更衣室のロッカー前で体育座り。

5.C-4のビキニ。陽射しの降り注ぐ窓際でポーズ。

6.赤のビキニ。プール&温泉に入る。

7.ロングTシャツ+ベスト+デニムの短パン。道路をてくてく歩く。橋の下でポーズ。

8.オレンジの半袖ジャージ+黒の短パン。テコンドーの型を披露。ストレッチ。

9.青のビキニ。いすに立ち膝。

10.C-1の浴衣。床の間に座り、壁に寄りかかる。

11.黒のビキニ。ベッドに寝そべる。エンドロール。

SPECIAL MOVIE メイキング。撮影を振り返って一言&視聴者へメッセージ。

【監督:巽猛】

【評価】★☆☆☆☆ 

【レビュアー】 REC