【DATA】インリン/ニカグダ/ミュージアム/68分/2002年2月25日発売
【キャッチコピー】いろんな意味で問題作
【レビュー】
個人的にこういったメッセージ色が強い作品というのはやや抵抗がある。
ちょっとアイドルのイメージビデオという枠では語れない作品だと思う。
彼女のHPを見れば彼女のスタンスは一目瞭然だが、この映像を通して訴えかけるメッセージはインリン自身の思想なのかと想像すると、それにはやや疑問を感じざるを得ない。インリンは“なにかわからないなにか”を伝えるために活動している活動家たちのマスコット的な存在で、彼女を媒体として“なにかの活動”を知ってもらうための斬り込み兵的な役割を果たしているのに過ぎないのではないだろうか。ともかく、いろんな意味で問題作だろう。
SM風の衣装から、革命戦士風のコスプレまで奇抜な衣装で挑発してくる。
この作品が自分の口に合うかどうか判断するには、まずこのジャケの衣装を見て引かないかどうか。ジャケのテイストに違和感が無い人であれば、かなり楽しめる作品なのだろう。
この作品はけっこう見てる人も多く票も分かれると思うので、見た方はレビューをお願いします。
ちなみに特典映像はメイキング。かなりシビアにインリンに指示を与えているのがわかる。 |
(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)
【主な流れ】
オープニング。
ヘルメットにグリーンのツナギ。空き地で銃を構える。
ツナギを脱いで赤のTバックワンピ水着へ。赤のランジェリーを脱いで、手ブラ。
黒の横乳が見えるワンピで天安門の裏側でスカートをめくり、ヒョウ柄のパンティを見せつける。
指輪風のおもちゃで局部を撫で付ける。(間にピンクのブラ、パンティ装着シーンが挿入。)ピンクのランジェリー→白のキャミを着て、バストを揉む。
ピンクのスカート、ピンクのコートを身に付け、町中でポージング。(間白キャミ+ピンクショーツでベッドに座り、模型の飛行機を手に持ち、遊ぶ。
ビルの階段の踊り場。スカートをまくり、挑発。立体駐車場でスカートをめくりTバックを見せつける。
シースルーのチャイナドレス+銀のウイッグで、ヘビ柄のハイレグワンピ(後ろを向くと、紐状のTバック)を着たもう一人のインリンを調教、ムチで尻などをたたく。(一人二役)。調教をしていたチャイナインリンも、パールバイブをなめたり、そのバイブで局部をいじり、相互鑑賞プレイ状態に。腰を振り続ける。
ピンクのハイレグコスチュームで両手に銃を持ち、町中を歩く。同時に黒のガーターベルト付きのTバックランジェリーで挑発。股を広げながら腰を振りつづける。白のシースルースーツで、地下鉄の上りエスカレーターで挑発(中は白のTバック+ノーブラ)。ジャケ写のコスプレで夜の街を闊歩。
胸の大きく開いた黒のワンピでホテル内を歩く。一室に侵入すると、ベッドには白ゼブラ柄のビキニを着たインリンが挑発。またしても相互鑑賞プレイ状態に。(間に赤ゼブラのハイレグビキニ姿が挿入される。
モーテルの一室で椅子に座り、挑発)。白ゼブラインリンは前屈みになり、バストを揉みながら挑発。赤ゼブラインリンは濡れた身体でベッドで悶える。白ゼブラインリン、ベッドに仰向けになり、バストを揉みながら疑似セックス。
赤ゼブラインリンは四つん這いポーズなどで挑発。クリーム色のチャイナドレスで街へ。Tバックを見せつける。どこかの大きな門の前。
赤のキャミで手錠をつけられたインリンがノーパンで局部を手で隠しながら、立ちポーズ。チャイナドレスインリン、白ゼブラインリンの疑似セックス、ピンクランジェリーインリンベッドで挑発などのカットが次々とミックスされる。悶え声のSEが挿入。
赤ゼブラインリン、ピンクランジェリーインリンの交互カット。どちらもベッド上でバストを揉みまくり、四つん這い挑発。(間に剣をもったインリン、チャイナドレスインリンのショットなど)。赤ゼブラインリンはハメ撮り疑似フェラ状態に。
ビキニで剣の殺陣をするインリンと、水色のブラ+ショーツインリンの交互カット。水色インリンはコンドームを口にくわえ、舌で遊ぶ。前出ジャケ写のコスプレで街を闊歩。
チャイナドレスインリン、赤Tバックワンピインリンの交互カット。SMコスチュームインリンが寝ている男目線のカメラに挑発。(モノクロ、ローアングル)。チャイナドレスインリンがスカートをまくし上げたりしながら挑発(局部にモザイク処理)。突然走り出すチャイナドレスインリン。
水色ランジェリーインリン、ヒョウ柄ビキニインリンの交互ショット。ヒョウ柄インリンは室内シャワー。身体を洗う。赤のチャイナドレスインリンがAK47?を構えてカメラに向かってメッセージを。ヒョウ柄インリンはブラをはずし、再びシャワーを浴びる。赤チャイナドレスインリンは銃を構え、外に出る。エンディング。
【評価】★★★☆☆
【レビュアー】 PLAY