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喜屋武ちあき/i Can!!!/マーレ/60分/2006年8月11日発売

【DATA】喜屋武ちあき/i Can!!!/マーレ/60分/2006年8月11日発売

【キャッチコピー】これぞグッジョブ! きゃんちの魅力を引き出した好作品。

【レビュー】

 最近はオタクであることを公言するアイドルも増えてきましたが、この喜屋武ちあきちゃん=通称きゃんちこそ、まさに筋金入りのオタクアイドルです。
 
本作のタイトル『i Can!!!』には、「私が喜屋武です!」という自己アピールが込められているそうですが、そんなきゃんちの個性を活かし、魅力をとことん引き出した好作品に仕上がっています。
 
撮影は山梨県中野ブロードウェイ。あまり予算がかかっていません(笑)。
 
それでもこうしたいい作品が作れるのだから、制作に携わる方々には、ぜひお手本にしていただきたいです。
 
チャプター3の『犬と猫』では、きゃんちの自作と思われる詩が朗読されます。
 
「詩や小説を書いて本を出したい」という夢を持っているきゃんちだけに、面目躍如といったところです。
 
チャプター5&9の『一問一答』。きゃんちの趣味をうまく誘い出すキーワードで、フリートークへと発展させています。
 
きゃんちの全身を撮った映像に、バストアップのカットを小窓で挿入した配慮もうれしいです。
 
パッケージ写真にもなっているチャプター6&10の『Doll Doll』は、きゃんちもオススメ。
人形になったという設定で、段ボールから飛び出し、初めて見る世界の不思議さを描いています。チャプター10でヒップを執拗に狙うカメラマン、グッジョブ!
 
チャプター8&13も、「白」と「黒」のコントラストを際立たせた、美しい作りとなっています。チャプター12の着衣シャワーもエロスを感じさせていいですね。
 
最終チャプターのメイキング映像は、きゃんち本人が映像を見ながら解説するという珍しい試み。これはなかなかおもしろいアイデアだと思いました。
 
シンメトリーを意識した美的な構成は、作品として鑑賞するに値します。
 
チャプターのひとつひとつにタイトルをつけた細かいこだわりもすばらしい。
 
これなら3,990円を払う価値は十分にあるでしょう。
 
おもちゃ屋のショーケース前でポーズを取るきゃんちは、まるでディスプレイされているフィギュアのよう。
90センチGカップというぷくぷくした胸は、フィギュアオタクじゃなくても手に取って指でつついてみたくなりますね。
 
だけど、できることならオタクのみならず、より多くの方にこの作品を見て、そして楽しんでいただきたいと思います。

(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)

【主な流れ】

1.オープニングダイジェスト。きゃんちからの見どころコメント。

2.『朝の光を浴びて』。黄色のスパンコールビキニ。自然に囲まれた洋館のテラスで日光浴。

3.『犬と猫~二人の自分』。白のタンクトップ&青の水玉ショーツ。ベッドの上で詩の創作&朗読。ワイン色のビキニ。犬の耳をつけて四つんばいでハイハイ。ピンクのハート柄ひもビキニ。猫になり切ってポーズ。

4.『Relax』。水色のひもビキニ(ひもと裏地は黄色)。ソファーに寝転がる。出窓に腰かけてにっこり。

5.『一問一答インタビュー1』。白の花柄ワンピース。屋根裏部屋にばらまかれたカードをめくり、キーワードを元にフリートーク

6.『Doll Doll 1』。段ボール箱から飛び出す。黄色に水色の縞のローライズ水着&白のハイソックス。髪形はツインテール。屋根裏部屋に置かれた物を興味津々で見つめる。

7.『POOL SIDE』。赤いホルターネック水着でプールにつかる。濡れたままの体でデッキチェアに横たわる。

8.『白い妖精』。白いワンピース。古い洋館の一室でグランドピアノを弾く。白のフリル付きビキニで床に寝そべる。窓辺でポーズ。

9.『一問一答インタビュー2』。「ブログ」や「詩」をテーマにフリートーク。ワンピースを脱いでチャプター6のビキニを披露。

10.『Doll Doll 2』。水色のビキニ+白のミニスカート+網ソックス+ガーター。頭にはティアラ。物置き小屋で巨大な電球をもてあそぶ。階段を上り別の部屋へ移動。

11.『オタクテロリスト現ワル』。白のビスチェ&デニムの短パン。ウエスタン風の帽子&白ブーツ。中野ブロードウェイでロケ。お奨めの本の紹介。ガチャガチャに挑戦。カフェオレ色のビキニでおもちゃ屋を散策。

12.『水の気持ち』。無機質な部屋でシュミーズを着たままシャワーを浴びる。ベージュのひもビキニでジャグジー&シャワー。タイトルロール。

13.『黒の妖精』。黒のワンピース水着(ミドリフ・カット)。黒い板壁の部屋。黒のいすに腰かけてセクシーポーズ。

14.『Making of Chiaki』。メイキング映像を見ながら、きゃんち本人が解説。

【監督:HIROKAZU SHINTANI】

【評価】★★★

【レビュアー】 REC