PLAY〜アイドルイメージビデオレビュー〜【Reprise】

アイドルのイメージビデオのレビューサイトです。

熊田曜子/ハイビスカス/ハピネットピクチャーズ/41分/2003年6月26日発売

 

【DATA】熊田曜子/ハイビスカス/ハピネットピクチャーズ/41分/2003年6月26日発売

【キャッチコピー】「ドラマ」はそんなに…(以下略)

【レビュー】

  熊田曜子4作目は井川遥「imagine」(ポニーキャニオン)の監督が演出したもので、やはりドラマ(姉と死んだ妹の幽霊─なんと赤ビキニ着用! ─との哀しい物語、ってところか?)/インタビュー/イメージシーンが交錯した構成になっている。
 
が、ドラマでの曜子の演技は遥と比べて経験が少ないために何とも危なっかしく(と言うか台詞棒読み…)、インタビューも絵的に単調。水着イメージシーンもいい加減で(変な外ワク付けるな!)「imagine」のような「意外な」見せ場も無し。
 
早送りせずにフルで見通すのには忍耐が要ります。昔あった稲森いずみのV「fiction」(これもポニーキャニオン)を思い出してしまった…。
 
しかし本作は曜子よりもスタッフサイドにかなり落ち度があるように思える。他にネタ無いのか? って感じの相変わらずな「一人二役」ドラマに、夏あるいは南国の描写が為されていない演出…(ついでに画質もイマイチ)。曜子の演技にしても不確定要素が多いことは事前に予想できたわけで、英知Vのようにナレーションのみのモノローグ形式にするとか方法があったと思うが。

冒頭の花柄ビキニを筆頭に水着関連の衣装はどれも非常に良かったのだから(もちろん曜子のボディも)、実現困難なドラマなんかよりそっちをメインで撮ってほしかったのだが。
 
目の前にイイものがあるってのにそれをしっかり撮ろうとしないってのは…フットワーク重いよなぁ。スタッフはモデル/タレントと直に接したりディスカッションするなりして、彼女たちの魅力をより引き出せる方法があれば当初の企画=ドラマなんかいくらでもチェンジしていけばいいのだ(それこそ香港映画みたいに)。監督はこれでブルーリボン賞とか獲りたいのかね?

前にも書いたが、「グラビア・写真集よりドラマが上」という間違った常識がまかり通っている現状には納得がいかない。
 
はっきり言って本Vより曜子本人が企画に参加した別冊sabra「KNOCKOUT」(小学館)の方が遥かに攻撃的で創造性に富んだ素晴らしい作品だと思うのだが(同じく井川遥だって最高傑作は「月刊井川遥」でしょう。
 
ツジジンセーの映画なんかでは断じて無い!大体、世に流れているTVドラマで本当に優れている作品ってどれくらいある?)。制作者はもっとアイドルイメージビデオやグラビアというジャンルにプライドを持つべきだ。

(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)

【主な流れ】

岩場。花柄ビキニで佇む。

タイトル。

インタビュー1。

(ドラマ)岸壁~カフェ~室内。

姉=ピンク×白ワンピetc、

妹=赤ビキニ。(イメージ)プール。紫ビキニ。

インタビュー2。(ドラマ)室内。

ベッドのシーツを撫でる

姉=キャミソール。

妹=赤タンクトップ+短パン。

(イメージ)黒ビキニ。オフショット~インタビュー3。

(ドラマ)海岸。室内でシャワー浴びる姉。

姉=白ビキニの上にドレス。

妹=赤ビキニ。

【評価】☆☆☆☆

【レビュアー】 vibeon!