【DATA】酒井若菜/Voices/VAP/30分/1999年7月23日
【キャッチコピー】腕を後ろに回してバストをフリフリ。
【レビュー】
99年日テレジェニックとして華々しくデビューした酒井若菜のファーストビデオ。序盤、酒井若菜のビデオ初出しビキニのシーン、カメラはせわしなく動くが、ローアングルからのショットはかなりの迫力。
どうら若菜は自分のバストを揺らす癖があるのか、後ろ手にして胸を突きだしてその豊満なバストを左右に振るシーンがこのシーン以降も数回見られた。
これは酒井若菜本人による全編ナレーションが入り、半ドキュメンタリー的な構成になっている。
このビデオの内容を読みとるに、だれも自分を知らない異国の地に着いて自分の存在を知るみたいな、いわゆる「自分探し」的なものを視聴者に見せたかったのではないだろうか。
では、水着のシーンをその物語にどうやって押し込めるのか。
結局それができていない。つまり、水着シーンだけ異様に浮いてしまうといった状態になり、当然水着シーンも少ないようだ。
これは水着姿を期待している視聴者にフラストレーションを溜めてしまうことになるのではないだろうか。
ファーストビデオにしてストーリー仕立て。
これはフジテレビデオや日テレジェニックといったレーベルでこれからアイドルを育てていこうという意図のあるシリーズにありがちな構成なのだが、やはりファーストビデオでは出し惜しみはせず、めいいっぱい様々なビキニを見せて欲しいもの。
ただ、水着のシーンは短いながらも素晴らしい構成。
先ほども述べたように、酒井若菜は自分自身で胸を揺らすし、カメラアングルもローアングル、接写が大目で、今では絶対に拝むことのできない酒井若菜の見事なバストがフィーチャーされている。
残念だったのは三角ビキニがないことぐらい。もし、この水着シーンが他のシーンを削ってあと5分長かったら、間違いなく満点だったでしょう。
酒井若菜のビデオは何本か出ているのだが、はっきり言ってあまり良い話は聞かない。そう考えるとこのファーストビデオはやはりファーストビデオらしく、酒井若菜の水着姿が一番長くみれる作品なのかもしれない。
もはや絶対にビキニでフリフリなぞしない若菜を考慮して、通常のアイドルであれば★三つであろうところを、やや甘めではあるが四つ星の青帯、クールの評価を授けたい。
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(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)
【主な流れ】
ホテルのデスクに座りながらおしゃべり。
黄色のチェックビキニ。水辺ではしゃぐ。
スプリンクラー越しにポージング(セピア調)。
ローアングルのカメラに向かってバストを揺らす。黄色いタンクトップ&アーミーパンツ。森の中でポージング。
白のワンピース。川辺の石に座る。
辺りを散歩。滝の上の岩場に立つ。
同じワンピでハンモックに揺られる。赤ビキニ。砂浜あたりでポージング。
赤ビキニからピンクのワンピに着替え、街中を散歩。馬車に乗る。
遺跡らしき場所で立ち止まり、目が覚める。朝方に白いワンピースで海辺にいき、膝まで水に浸かる。
パープルのビキニ。プールでポージング。
ローアングル、ハイアングル、水中撮影アリ。
黄ビキニ&シースルーのシャツ。
ビーチサイドでトロピカルジュースを飲む。
浜辺でポージング。浜辺をダッシュ。
【評価】★★★★☆
【レビュアー】 PLAY