PLAY〜アイドルイメージビデオレビュー〜【Reprise】

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鈴木ゆき/透明少女/竹書房/47+5分/2005年9月26日発売

 

 

【DATA】鈴木ゆき/透明少女/竹書房/47+5分/2005年9月26日発売

【キャッチコピー】美少女のエロスに触れる危険な傑作。「もうひとりのゆっきー」が覚醒した!

【レビュー】

 
アイドルDVDメーカーの伏兵・OMATAで映像デビューした鈴木祐紀改め鈴木ゆき(彼女も「ゆっきー」と呼ばれている)、日本メディアサプライの独自色強いレーベル「Idolland」でのソロ作および木嶋のりこらとの共演作を経て、竹書房の新レーベル「透明少女」に登場。巨乳ものでも着エロでもないこのDVDは一見地味だが、鈴木ゆきという女の子の輝きを奇跡的に捉えた静謐な臨場感が漲る美しい傑作であり、今更ながら2005年のベストDVDに挙げたい。

ゆきのボディは決して巨乳ではないが程好く膨らんだ胸とお尻、ウエストから腰のラインも綺麗なカーブで手足も細過ぎず太過ぎず…パーツ全てが「お手頃サイズ」で、リアルに「女の子の体」な感じがグラビアアイドルには「いそうでいない」タイプ。そして18歳という「少女から大人へ」という年齢もその魅力を一層際立たせている。

Vの内容はというと、全体的に笑顔のショットは少なく、ゆきがゆっくり歩いたり横になったりする様子をカメラは静かに撮っていく展開。ハイライトはまず前半に2つ。白競泳用水着(後で赤も登場する)ではしゃいでたかと思うと一転、物憂げな表情で浅い水に浸りながらゆっくりと右脚を上げ120度開脚する(上げた太腿をそっと撫でる手の動きに注目!)C-3。続いてC-4ではやや暗めのライティングを効果的に利用して、体にぴったりフィットしたバレエ用レオタードで踊るゆきの肉体の細かい凹凸まで表現することに成功(微かにポッチも…?)。オフで入るゆきの声を消え入りそうなくらい小さくすることで「日陰で育つ植物」のような儚げな雰囲気を醸し出し、かつての高岡早紀のような優美さをも感じる。

笑顔が拝めるC-6・C-8あたりを小休止にして、その後も張り詰めたような緊張感は続き、C-10のスイカ果汁が胸から股間・脚に流れるシーン、C-11でキャンディをチロチロ舐める唇も不思議にエロティック。C-12では白ランジェリーも披露し、ベッドでビキニを見せてくれるエンディングへ繋がってゆく。

その他にも大半のチャプターで観られるのが、ゆきが上に着ている服を脱いだり捲ったりして水着を見せ、そのまま砂浜やベッドに寝転ぶムーヴ。それ以上脱いだりするわけでも過激なポーズをとるわけでもないが、寄ってくるカメラに体や表情が敏感に反応し、時折すごく艶かしい体の動きや表情、仕草を見せてくれる。年相応のあどけなさから一瞬にして女の色気が表出する様は彼女の真骨頂で、他のローティーンアイドルには「女」を、もっと年上のグラビアアイドルであれば「少女」を見せることが困難になってしまうわけだから、これを自然体でやってのけるゆきの芸当はもっと大きく評価されていい。ゆきの撮られっぷりの良さ、一見しただけでは分からない多面的な魅力、表情とボディの表現力はあの「天才」川村ゆきえにも匹敵すると思う。そう、「もうひとりのゆっきー」もまた天才アイドルだったのだ。勿論ゆきだけでなく、胸の谷間やお尻、股間のVゾーンといった「美味しい部分」、表情や手足の動き、肌の触感や体温までもじっくりと舐めるように描写したカメラ、そして彼女の潜在的な魅力を見事に引き出した演出(絶妙なシチュエーション作りや衣装のセレクトなど)も最高の仕事をしている。

この「透明少女」はタレントを選ぶようで不定期リリースだが、木嶋のりこ高瀬小百合が本作に匹敵する良作だった(因みにこの3作は全てスタッフが異なる)。特に本作の「ロリ系」から一歩進んだ独自の演出は私がかつて激賞した松居彩「Puresmile」にも通じる、つまりいろいろなタイプのタレントにも有効なフォーマットであり、その意味でも非常に重要な作品である。

翌年出たI-ONEでの「ゆき100%」も本作とほぼ同じ制作スタッフだが、こちらは「陽」のゆっきーがたっぷり収録されていて、本作と対を成す明るくエッチな傑作だった。更に再び木嶋のりこらと共演したIdollandの「それいけ!葉っぱ隊」、続くソロ作「ゆっきい~、のぃぱあぃ。」(GPミュージアム)は下半身狙いまくりのエロ度増量な作品でそれらも必見だが、鈴木ゆき未経験の方はまず本作から観て、彼女の持つ唯一無二の淡い魅力を堪能していただきたい。とにかく、このニュータイプ清純アイドルは今後大注目です。

(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)

【主な流れ】

1.木をバックに赤ビキニでお尻向けポーズ。砂浜に仰向け。顔─胸─脚舐め撮り。

2.コテージの前、ベンチに座る。グレーのタンクトップを脱いでピンクビキニ。室内へ。

3.表ジャケの白競泳用水着。ストレッチの後ミニプールに入る。浮き輪に乗る。プールの浅い部分に腰を下ろし、右脚を上げ120度開脚。股間が水に浸る。

4.黒い壁?の室内。髪を上げ、薄ピンクのバレエ用白レオタード&ストッキング&トゥシューズ。180度開脚ストレッチの後、バレエの基本動作。OFFでトーク

5.教会。セーラー服。

6.オフショット。白ノースリーブ(谷間見え)で食事・買い物。

7.室内。赤競泳用水着でポーズ。しゃがむ。股間見せ。浴槽で仰向け。ジャグジー風呂に入る。バック立ちポーズ。

8.オレンジビキニで階段上る。ローアングル。

9.海岸。服脱いで水色ビキニ(Vゾーンと尻アップ)。砂浜に仰向け。

10.ベランダ。ピンクビキニ。椅子に座り、スイカを潰して果汁を体にかける。ペットボトルの水を飲む。水を体に零す。

11.海岸。白キャミで下にビキニ。砂浜に仰向け。水飲む。上下はだけてビキニ見せ。キャンディなめる唇のアップ。

12.夜の室内。シャツ脱いで白下着ブラ&パンティ+ガードル・網タイツ。ソファに横。

13.室内。ベッドの上。キャミをめくって下に着た水色ビキニを見せる。開脚から仰向け~END。

特典はオフショット。

【監督:和泉優】

【評価】★★★

【レビュアー】vibeon!