PLAY〜アイドルイメージビデオレビュー〜【Reprise】

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新名美波/ニーナ/竹書房/51分+7分/2004年11月19日発売

新名美波写真集「ニーナ」

【DATA】新名美波/ニーナ/竹書房/51分+7分/2004年11月19日発売

【キャッチコピー】見ろ! 本来の着エロとはこういうモノだ!

【レビュー】

 「エロスなき癒やしや作り物の着エロは去れ」。これが今作のキャッチフレーズ。すっげーキャッチフレーズだ!
 
 この正統派アイドルV=『ニーナ』(この作品)は、乱発する着エロ作品や、癒し系アイドルが南の国に行って観光ついでにちょろっと撮ってきたようなVに対する明かな挑戦状だ。
 
僕はこのキャッチフレーズの中で特に“エロスなき癒し”というところに注目した。
 
“癒し”と“エロス”は当然相反するものだと思っていたのだが、今作『ニーナ』を見てそれが間違いであると気づいた。
彼女には間違いなく癒しの中にエロスを隠し持っている。
というよりも、エロスをにじませる癒し系アイドルと言った方がいいだろうか?
 
彼女の口調は乙葉のようなおっとり系で、監督からも「むかしからそういうしゃべり方なの?」とつっこみを入れられる程スローテンポなしゃべり方。
 
インタビューシーンではそのおっとりとしたしゃべり方が癒しを誘い、なんともほんわかした彼女の雰囲気に飲み込まれてしまう。
しかしイメージシーンではそのかわいらしさを保ちつつも、きっちりとエッチなポーズをこなしてくれているのだ。
 
彼女のお仕事っぷりを簡単に紹介すると、チャプター1からいきなり極小紐ビキニで登場し、カメラに向かって優しい表情を振りまきながらも胸寄せ、ジャンプ、四つん這いポーズなどグラドルの基本ポーズ、アクションを披露してくれる。
 
チャプター2では敢えて露出度の少ない制服姿でほんわかインタビュー&ポーズ。ここまで、わずか8分ほどで、すでに美波ちゃんの虜。
 
その後のチャプターでも手ブラこそないものの、ニーナこと新名美波ちゃんは、着用している衣装・水着の特性を最大限に生かしたパフォーマンスを見せてくれている。
 
現在の“着エロ”は、そのキャッチーな単語が一人歩きしているだけで、今や単なる脱がないAVに成り下がってしまった感があるがが、こういうパフォーマンスこそ“着エロ”と呼ぶべきではないか?と思う。
 
今作のキャッチフレーズ(「エロスなき癒やしや作り物の着エロは去れ」)が物語るように、これが作り物ではない、本来の着エロだ! と声を大にして言いたい。
 
桜庭和志は以前、総合格闘技ブームに乗って出てきた格闘家たちを倒し、きっちりと勝利した試合後に「プロレスラーは本当は強いんです」という名言を残したが、そんな言葉を思い出した。
 
この『ニーナ』は間違いなくアイドルビデオとしてのプライドを持った作品だと思う。

(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)

【主な流れ】

1.ピンク×白のストライプの極小紐ビキニでポーズ。飛び跳ねたり、バスト寄せ、芝生に寝転がったり。四つん這いポーズなど。

2.制服姿でポーズ。インタビュー。

3.レインボーの紐ビキニにオーバーオール。オーバーオールの上だけを脱いでビキニのチラ見せ。オーバーオールを脱いで、公園のテーブルの上にうつ伏せになる。

4.撮影日記。イエローのビキニ、ピンクのビキニなどで写真撮影のメイキング。

5.ブルーのデニムビキニに赤のトップスでポーズ。白の紐ビキニでポーズ。

6.下乳の見えるオレンジの紐ビキニ。ローアングルショットでのバスト寄せ。ベッドに寝転がる。

7.白×青のトップス+デニムのショートパンツ。椰子の木のある木陰でポーズ。キャッチボール。トップス&ショートパンツを脱いで赤ビキニに。

8.撮影日記part2.ブルーの紐ビキニ、黒×白のビキニなどの写真撮影のメイキングショット。

9.白の首掛け式ビキニ+ブラウンのワンピでポーズ。

10.ブルーのビキニでプールへ。プールのヘリにバストを押しつける。

11.ブルーのタートルネックの透けニット+ピンクの超ミニスカでポーズ。ニットをバストの上までまくし上げ、その下の白ビキニを見せる。寝転がってパンチラ。白ビキニになって木陰ではしゃぐ。

12.オフショット。白×青のトップス、ブルーのビキニなど。早口言葉。

13.イエローのチューブトップ+黒のトップスでベッドに寝転がる。トップスを脱いでゴロゴロ。

14.モスグリーンのワンピ水着。屋外のソファの上で寝転がる。エンディング。

特典映像オフショット映像。写真撮影のメイキングショット。

【評価】★★★★

【レビュアー】PLAY