【DATA】那由多遥 /JUST A GIRL~ミレニアム美少女那由多遥~/ソフト・オン・デマンド/50分/2000年11月20日発売
【キャッチコピー】那由多遥はこんなもんじゃない
【レビュー】
那由多遥イメージVデビュー作。
結論から言わせてもらえれば非常にもったいない作品だったと思う。
白ビキニでのビーチバレーという絶好のシーンでも、尻のアップなど、瞬間的にはいいものがあるのに、カメラワークが全編にわたって泳いでるというか、不安定なので、水着のシーンが長時間にもかかわらず全てジックリと落ちついて見れない。
ビーチのシーンでは光でトンでいるカットが多く、おまけにほとんどの水着シーンがインタビューとの2画面のため70%ほどの大きさに縮小され、それをダメ押しするかのように コマ送りに近いほどコマの数を減らし、動きの滑らかさを殺した意味不明のエフェクトがかけられてるもんだから いいなと思えるシーンも台無しなんである。
島村雪彦の島村節インタビューも不発で、しかもやたらと長い。 SODはAVでも自社生え抜きで良い作品をつくれるのに、例えばTOHJIROをいくら批判されても登用したり、アイドルビデオといえばhmpから島村雪彦というように、監督のブランドに弱いところがあるように私は思うんだけど、どうだろうか?
自社生え抜きの(あ、違うか?)平成女学園が通常のイメージVの3倍も売れてるように、もっと自信をもって制作していれば、こんな作品にはならなかったはずだと思う。
宇都宮せりかみたいなグラビアアイドルというには判定が微妙な娘で話題を振りまいても、私は納得しません。
で、那由多遥だが、見たところおっとりしていて、カンが悪そうなムードを漂わせている割には運動神経はよさそうだし、スタイルが非常にいい。
巨乳+痩せ=ナイスボディと言われる世間の風潮だが、骨格レベルでのボディラインを含んでスタイルがいいと言える娘は日本人ではあまりいない。
その点で彼女は貴重な存在で、はっきり言ってもっときれいな映像でじっくり見たかったものである。
と、思っていたら他社からこちらの理想を越えたスゴイ作品が出たのでビックリ。先にやったもん勝ちです。
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(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)
【主な流れ】
ビーチでピンクビキニ~オープニング⇒
黄ワンピースで道歩く。⇒
ビーチで水色ワンピを脱いで白ビキニ⇒
インタビュー⇒白ワンピース(イメージ)⇒
ビーチで水色ビキニ→白ビキニでビーチバレー⇒
インタビュー&[白・ピンク・黒ビキニ]の2画面⇒
寝起き直撃。赤白チェックパジャマ→メイクしながらインタビュー。⇒
インタビュー&[ピンクビキニで潜水&バナナボード]の2画面⇒ショッピングで水色タンクトップ⇒白ワンピース(イメージ)⇒
ビーチ、赤ビキニ⇒黒キャミで夕食⇒パジャマで朝食⇒
ホテルの部屋、肩出しブラウスで発声練習、早口言葉。カメラに向かってウィンク、キス。⇒
インタビュー&[プールサイドビーチのチェアで銀ラメビキニ→泳ぐ→浮き輪でハシャグ→シャワー。]の2画面⇒
ベッド、白ビキニ+白シャツ⇒
インタビュー&[黄短パン&白肩だしブラウスでサイクリング。→ビーチに着いてアイスキャンディーを食べる。→紺のTシャツ&短パンでショッピング→ビーチ、白ビキニでワニの浮き輪にまたがる。]の2画面。⇒ビーチで黒ビキニ⇒
ホテル部屋、赤白チェックパジャマ⇒ビーチ白ビキニ⇒白ミニキャミ~エンドロール
【評価】★★☆☆☆
【レビュアー】紺野ドラゴン