【DATA】原田桜怜/Beauty Heroine/フォーサイド・ドット・コム/50分/2006年8月25日発売
【キャッチコピー】正直がっかり…せっかくの素材を活かし切れず。
【レビュー】
さて、DVDの感想なんですが…う~ん、よいコメントが浮かばない。 まず、構成そのものにメリハリがないんですよ。カメラワークも単調で、ダラダラと桜怜ちゃんを追い回してるだけ。 寄りや引きのダイナミックさに欠け、きれいにフレームに収めてるだけといった感じです。特に前半。気だるい表情で体を軽く揺らすだけの桜怜ちゃんを見てたら、正直眠くなってきました。代わり映えしないBGMがさらに眠気に拍車をかけます。撮影場所はすべて屋内。シーンの変化に乏しく、開放感がありません。 せっかくの素材のよさが活かされてないんですよね。バストの揺れ具合をほとんどお披露目しないのは、まさしく宝の持ち腐れ。事務所がNGを出したのならしょうがないけど、もっと最大の武器であるバストをフィーチャーした撮り方ができると思うのですが。 それでも今後の展開を楽しみにして見ていたら、なななんと、エンドロールが流れ出してるじゃないですか!「えっ、これでおしまい?」と、あっけにとられてしまいました。せめてスペシャルムービーに期待を…と思ったら、こちらにも失望。本編と同じようなBGMに合わせてスチール撮影の模様をつないだだけのメイキング映像で、桜怜ちゃんのトークすらありません。「どこがスペシャルなんだよ!」と、ツッコむ気力さえ失せてしまいました。
最近は雑誌の付録DVDだって、相当クオリティが上がってきてるというのに…。時間の進行とともに、もやもやしたフラストレーションはたまる一方。 この『ビューティー・ヒロイン』、桜怜ちゃんのファン以外にはちょっとお奨めしにくい作品です。桜怜ちゃんには非常に申し訳ないけど、心を鬼にして星は一つ。これ以上は差し上げることはできません。 |
(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)
【主な流れ】
1.オープニングダイジェスト。赤いチャイナドレスで自己紹介&インタビュー。
2.黒地に白水玉のビキニ。四つんばいのポーズ。イスに座り体を伸ばす。鏡に寄りかかる。
3.クモの巣模様の変則カットワンピース水着。日光が差す部屋の窓際で壁にすり寄る。
4.ゼブラ柄のひもビキニ。バーのカウンターに腰かけたり寝そべったり。
5.赤とピンクのホルターネックビキニ。ふくれっ面やウインク。カメラに向かってパンチ。
6.ミントグリーンの花飾り付きビキニ。立ち膝でソファーを移動。出窓に座ってポーズ。
7.白のタンクトップ+短パン。あぐらをかく。クッションをだっこ。編み物。
8.茶色のホルターネックビキニ。レースのカーテンにくるまる。ベッドに横たわる。
9.C-1のチャイナドレス。ソファーに座り裾をたくし上げる。エンドロール。
撮影後のコメント&ファンへのメッセージ。
Special Movie メイキング。
【監督:巽猛】
【評価】★☆☆☆☆
【レビュアー】REC