PLAY〜アイドルイメージビデオレビュー〜【Reprise】

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松田千奈/ジャマイカン・ブルー/ポニーキャニオン/30分/1996年5月17日発売

松田千奈 Jamaican Blue [DVD]

【DATA】松田千奈/ジャマイカン・ブルー/ポニーキャニオン/30分/1996年5月17日発売

【キャッチコピー】白タンク+厚手のソックスといういでたちで挑発。

【レビュー】

 松田千奈1996年に発売されたこの作品は、実質的ラストビデオ。これまでなにかと「女子高生」を売りにしてきた千奈でしたが、今回はオトナっぽい、色気のある女としてのボディを見せてくれてます。しかしながら、この作品を撮られている時の千奈はまだ19才。10代でこの色気はなかなか出せないですよ。普通。
 ジャマイカに千奈と旅行に来ているようなシチュエーションでビデオは展開していきます。海辺、プール、市外、そしてホテルとコテージ。バックに流れるのはジャマイカの国民的音楽のレゲエ。そして蒼い海と澄み切った空。ジャマイカのゆったりとした時間を感じさせるような静の映像で、思わずこの世界に引き込まれてしまいそうになります。
 ただ、30分という時間では、詰め込みすぎな気がします。カット一つ一つが短く、じっくり見ることが難しい。そしてモノクロシーンこそ無いものの、8ミリ風のフレームを少なくしたカット。ブラー効果など、映像的美をこだわればこだわるほど、見ている方としてはいらだちを覚えます。
 
しかし、スローモードでの接写はなかなか素晴らしく、こちらをメインにしてくれれば、もっと支持される作品になったのではないでしょうか。

 水着は三角ビキニこそないものの、千奈のダイナマイトボディはあいかわらず健在で、カメラ目線で挑発してきます。
 
オススメのシーンは中盤、ジャケ写でも使用されている白タンク+厚手のソックスといういでたちで、ソファの上でゴロゴロと。谷間など直接的なビジュアルはありませんが、ちょっとフリルの入った衣装がやや下着風+ソックスという、ジャマイカにきてこれはあり得ないだろうという衣装がなんともそそります。
 
じっくりと接写される千奈を見て、ジャマイカに千奈と旅行という妄想をふくらませながら、その後の展開を想像するには申し分のない素材です。

 ただ、これまでのある種“試練”とも言える笠倉などの作品などを見たあとに、この作品を見ると、「まったくもって生ぬるい!」と感じてしまうかもしれません。逆にこの作品を見たあとに、笠倉の作品を見れば、盛り上がることまちがいなし。

 前半に入る千奈自身のナレーション以外、喋るところは全くなしという(インタビューすらない)、PCの独自のアイドルビデオ路線で、波の音でブレイク。
 
動きのあるときはレゲエ、静寂の時はピアノ。音楽と映像がとても綺麗でマッチしていて、夏に見るにはいいかも。
 
ただ、もう廃盤かな? DVDも出ているようなので、千奈ファンは早めにゲットしておくことをオススメします。

(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)

【主な流れ】

黒のロングドレスでお散歩(この間ナレーション)。

花があしらってある白ビキニで、ヨットに乗ってクルージング。

黄色のビキニ+シースルーシャツで、浅瀬に。はしゃぐ。

オレンジのビキニで前屈みポーズ。

赤のチェック側ビキニで木登り。

ブルーのチェック柄ワンピ水着でポージング。

黒のへそだしトップ+黒のスパッツ+ブルーのシースルーシャツ。倉庫っぽいところでポージング。車にのっかり、ポージング。グランドピアノの上でゴロゴロと。

ブラウンのビキニで船の上で寝転がる。ハンモックの上で寝転がる(8ミリ風エフェクト)。

赤のハイビスカス柄のビキニ(ボトムは同柄のスパッツ)+赤い麦わら帽子でポージング。ピンクのビキニでプールの“へり”に寝転がる。プールでぷかぷかと浮く。

前出白ビキニでぷかぷかと(8ミリ風エフェクト)。

白のタンクトップ風ビキニ+ルーズ。部屋で海を眺める。部屋のソファでクッションを抱きながらポージング。床に寝転がるのを接写。

夕焼けをバックにエンドクレジット(シルエット)。

黒ドレス。ホテルの部屋で、ポージング。

【評価】★★★☆☆

【レビュアー】PLAY