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【コラム_11】h.m.pコンビニDVDの衰退を悲しむ。(2002/07/24)

【コラム_11】h.m.pコンビニDVDの衰退を悲しむ。(2002/07/24)

 

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 いまではさほど珍しくなくなったコンビニDVD。

アイドルを始めアニメ、映画、様々なジャンルのDVDが、コンビニで買うことができるが、一番最初にコンビニで発売されたアイドルDVDはh.m.pから発売された優香「スペシャルDVD」だと記憶している。

 

 この作品が発売されたのが約二年前の7月5日。

当時DVDにしてこの値段というのは衝撃的だった。

まだDVD市場においてもそれほど安価な値段で買えるソフトもそれほど多くなかったし、このソフトを発売したh.m.pでさえ、これまで発売していたアイドルDVDは3800~4700円という価格帯で発売していたからである。

 

2002年の現在、プレステ2、パソコン内蔵、DVD本体も今では二万円を切る価格で買えるという状況に於いて、すでにもうかなりの家庭になんかしらのDVD機器があると思われるが、二年前の2000年にはDVDが一般的なAV機器とは言えなかっただろう。

 

二年前のことなんてもうかなり忘れてしまっているだろうが……ちょっと思い出して欲しい。

ゲームだけではなくDVDを再生することができるプレステ2が一番最初に発売されたのは、2000年の3月4日。

 プレステ2の普及・躍進があってDVDソフトの売り上げが伸びたのは誰の目からも明らかで、プレステ2が発売されてわずか4ヶ月で、しかもコンビニで、しかも1900円という安価で発売された優香のコンビニDVDは非常にチャレンジ精神を持ったソフトであり、色んな意味で、これまでにアイドルビデオを買ったことがない人にでも手を出しやすい作品だったということがわかる。

 実際このソフトがどこまで売れたのかわからないが、このソフトが再販されるまでは、一時期ヤフーオークションなどで定価を上回るプレミア価格が付いていた。

 

 こうして順調なスタートを切ったh.m.pのコンビニDVDは、優香、川村亜紀眞鍋かをり小池栄子、そして乙葉と、当時アイドルグラビア界の第一線で活躍するグラビアアイドルのDVDを次々に発売していく。

 

 

playidol.hateblo.jp

 

 

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このような豪華なアイドルの並びがコンスタントに同じメーカーから発売されるところを見ると、h.m.pがかなりこのコンビニDVDに力を入れていたことがわかる。 しかし、去年10月に発売された「曲山えり」という名前を聞いて、このコンビニDVDが一気に衰退したことを感じた。

 

 

playidol.hateblo.jp

 

 

それは曲山えりが自分の好みのアイドルではなかったということだけでは収まらない、完全にプロジェクトの「縮小化」をリアルに感じたアイドルのセレクトだったためだ。

 曲山えりは100歩譲っても当時グラビア界で注目され、活躍しているとは思えなかったからである。

その後も宮地真緒MEGUMI(は川村亜紀小池栄子からのキャブタレ繋がりなので例外)、福井裕佳梨 と、明らかにパンチにかけるグラビアアイドルが続いている。

今後出演するのがどういうグラドルになるかはわからないが、一度落ちたブランドイメージを再び上げることができるのか……。

 

と、ここまで書いたところで、佐藤江梨子のDVDが7月30日に発売されるようだ。

佐藤江梨子はグラドルとして一流だとは思うが、グラドルとしてのピークは明らかに過ぎている。

もう一つのポイントは彼女もまたMEGUMI小池栄子と同じくキャブタレであるということ。

これまでの「お付き合い」、「ハズレのないキャブタレでテコ入れ」といったニオイがプンプンするので、これもまた例外にしたい。

 

さて、この佐藤江梨子の後に、どういったグラドルを出してくるのかが非常に注目したいところである。

そこでビックなグラドルが出演すれば、まだまだこれから先も期待できると思うのだが。

 

最後に、h.m.pの名誉のためにいっておくと、この一連のDVD作品の質が悪いとは決して思わない。

優香、川村亜紀のこれまでpicoで出ていたものをDVDにしただけの作品はとりあえず置いといて、後にビデオとして発売されたものの、コンビニDVDの完全新作として発売された眞鍋かをり小池栄子乙葉のDVDは個人的に非常に高く評価している。

 

マルチアングルの要素などは、非常に心が躍るものがあるし、単純なアイドルビデオをしてもちゃんとツボが抑えられており、良質な作品だと思う。

それだけにここ最近の衰退ぶりが悲しい。がんばれ。

 

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 【掲載日】2002/07/24

【執筆】PLAY