PLAY〜アイドルイメージビデオレビュー〜【Reprise】

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【コラム_2】アイドルビデオを買う人たち(2001/05/31)

【コラム_2】アイドルビデオを買う人たち(2001/05/31)

 

 

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グラビアアイドルのイメージビデオを買う人種は、大きく分けて2種類に分かれると思う。もちろんアイドル好きというのは大前提であるが。

 

一つのタイプは秋葉原石丸電気ソフトワンなどで必ずビデオを購入し、イベントには必ず参加。

写真撮影、握手会、サイン会などにも積極的に参加する、バイタリティー豊富なアクティブアイドルマニア。

自分のお気に入りのアイドルの商品は盲目的に揃える傾向がある。

 

しかしながら彼らの基本は青田買いなので、新しくて有望なアイドルが現れるとすぐに乗り換えてまたそのアイドルのビデオを購入してイベントに参加。

 

というサイクルで回り続けている。新しくてかわいいアイドルがこの世に出続ける限り、アイドルビデオを買い続ける。

人目をはばからす「アイドル大好き!」と公言できる人たちである。

でないとアイドルのイベントなんていっくら好きでも恥ずかしくていけないでしょ。

 

そしてもう一つのタイプの方は、AV感覚でアイドルのビデオを購入する人たち。AV嬢が男優に片っ端からバンバン突っ込まれている映像を見るよりも、比較的清純なイメージを保ちつつ、テレビなどにもそこそこ出演するようなメジャー感を持つアイドル。

 

ビデオでは普段テレビなどでは見せない大胆な表情やポーズに期待を寄せる。そしてチラリズムを大事にするいわゆるフェチ系の人たち。

ただし一般的にアイドルのイメージビデオというものは市民権を得ていないので、友人に「AV大好き!」とは言えても、「アイドルビデオ大好きですげーいっぱい持ってんだよね」とは公言できない。

 

彼女が部屋に遊びに来たときも、AVぐらいは見つかってもしょうがないかと思えるが、アイドルビデオだけは決して見つかってはならない鉄壁のガードをしているはず。

 

 つまり、前者としてはイメージビデオの内容にはそれほどこだわらない。

イベントで握手を三回したいが為に、三本同じビデオを購入してしまうぐらいだから。お気に入りのアイドルが動いているだけでもそこそこ満足で、プラスアルファとしてセクシーシーンなんぞあれば、もうそのアイドルにぞっこんLOVE! だ。

 

なのでどんな内容のビデオでも、寛大な評価をすることが多い。

 

それに対してたちが悪いのが後者。先程も述べたとおり、AVを見るような感覚で臨むので、エロいカット、セクシーなポーズ、フェチアングル等があるのは当然のものとして強要する。

つまりいかにアイドルビデオでAVのような興奮を味わえるかということに重きを置いているので、いくらそこそこお気に入りのアイドルであっても、ビデオの内容が悪ければブーイングを浴びせるのだ。

逆に言うとイメージビデオの内容さえよければ、いままでお気に入りでもなんでもなかったアイドルにさえ高い評価を授ける。

 

アイドルビデオの市場は、この2種類のユーザーの満足度を満たさないといけない。バランスは非常に微妙だ。

水着を抑えて清純度を高めればそれだけ露出は低くなるし、セクシーな水着をバンバン着せて、大胆なポーズを取らせ続けるだけでは単なるセクシータレントで一生を終えることになる。

そうすると商品価値が自ずと決まってしまう。

女優はおろか、歌さえ歌えないのだ。

 

 【掲載日】2001/05/31

【執筆】PLAY