PLAY〜アイドルイメージビデオレビュー〜【Reprise】

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【かちゃくちゃのコラム_1】私は眞鍋を抱きしめていたい-眞鍋かをり「Bikiniの休日」を観る-(2001/06/15)

【かちゃくちゃのコラム_1】私は眞鍋を抱きしめていたい-眞鍋かをり「Bikiniの休日」を観る-(2001/06/15)

 眞鍋かをりの映像タイトルはほぼ全作持っている。

いちいち名前を書くと、「VARIETY」「NATURE」「SUPREME」「Bikiniの休日」「KAWORISM」「FAVORITE」「眞鍋かをり[スペシャルDVD]」の7本で、持っていないのはオダギリジョーとかが出てくるVシネマみたいなドラマビデオ「TERRORS 闇夜」(眞鍋主演。ラストに「特典映像」と称して、ちょっとだけ水着シーンが入ってるらしい。ふざけんな)と、日テレジェニック2000の4人が一緒に出てるやつくらいだと思う。

 

playidol.hateblo.jp

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発売された時期を見ていくと、最初のやつから最後のやつまで、1年ちょっとの間隔しかない。眞鍋かをりが苛烈な労働条件のもとで低賃金で酷使されているという話はそれ系の雑誌でたまに見るけれど、グラビアのみならず映像タイトルの方もこれだから、それもまあ本当かなと思う。

また眞鍋かをりに興味を持ち始めた人のために書いておくと、これらの作品はここ(現在は閉鎖)

の通販サイトでガッと購入することができる(なんか回し者みたいだけど)。

これだけあるとさすがに玉石混淆で、「VARIETY」だか「NATURE」だか眞鍋が料理してるシーンが大半という非道い物もあったが(こういうアイドルビデオや写真集は消費者にとって一発勝負のメディアである。

つまり、ちょっとどんなもんだか見てから買うか決めよう、ってことができない。

だから強く思うのは、アイドル雑誌でもレビューをやってほしい。

批判ができないなら良いところだけでもちゃんと紹介してほしい。(エッチビデオのレビューは腐るほどあるのに)、一方で、でかい砂の山をボードみたいなのでさーっと滑り降りてくる あぶないポーズの眞鍋や、砂浜で上下左右柔軟且つ闊達にブンブン揺れるゴムまり大の胸を見ることができる「KAWORISM」はやっぱり一番に推さざるを得ないし、ファンでない皆さんにもぜひ見ていただきたい内容だ。

ここはもう、「料理してるエプロン姿が萌え萌えだからVARIETY~」とか、「動物園で小猿とじゃれているのがかわいいからKAWORISMぅ~」とか言ってオボコぶっている場合ではない。

自分に正直になる以外にない。グラビアアイドルのビデオについて語る上で、巨乳の揺れから故意に目を逸らしたり、作品の評価ポイントから除外したりするという、言ってみれば小6男子がかわいい女子に示すような童貞的態度は、誠実ではない。

以上はまあ単なるゴタクだが、冒頭で挙げたうちの「Bikiniの休日」を、買っておいてまだ見ていなかったので、初めて通しで見てみた。

ビデオの中で、水着で動き回っている映像の間に、ベッドの上で眞鍋がしゃべるシーンがいくつか挿入されているのだが、「地元で応援している人へ何かメッセージを」という要求に対しての眞鍋の回答が感動的だったのでここに書いておく。

ガッと張り出した立派な肩を惜しげもなく見せつけながら、地元訛りで語ることばのひとつひとつが、じンと心に浸みるのは結局おれだけか。


<ええと、まあ仕事も忙しくなって、ずっと会えんくって、

どこで何しよっとるんかと思ってる人もいるかもしれんけど、

私はこういうところで、こうやってずっとがんばりよるし、

いつか大きくなって映画館のなかったうちの市に、

映画館を建てたいなと思ってるから、まあどうなるかわからんけど、

みんな楽しみにしとって待っとってください>



みなさんどう思われるだろうか。少なくともおれは泣けた。

しかしこうしたインタビューは制作者や見る側にとってはオマケであり場つなぎであり、そういうわけだからビデオはおれを感動の余韻にひたらせてくれない。

このインタビューの直後には、「ウォリーのダンス ダンス ダンス」と銘打たれたコーナーが待っている。

黄色いタンクトップに、裾をももの上でみじかく切ったジーパン姿の眞鍋が、ラブホテルのようなベッドの上でくねくねとあやしい踊りをおどるというもので、頼むからそんなエッチビデオみたいな真似はやめてほしいと思った。

要所要所でスローモーションになったりするのもどうにかしてほしいと思った。あと考えてみると、水着姿で水の出ているホースを持って振り回したりするのもどうかと思う。こうやって自分に嘘をつき続けるおれもどうかと思う。

以前「静」のメディアである雑誌の上で活躍するグラビアアイドルの活動の終点が、「動」のメディアであるテレビドラマやCMであるのは間違っている、ということを興奮ぎみに書いた
が、静止した瞬間の中に棲む無防備な女子を、なめ回すように長回しで撮ったり、ジャンプさせたり、かけっこさせたり、屈伸させたりするグラビアアイドルのビデオについては、機会があればもうすこし考えてみたい。

あと考えてみたいと言えば、眞鍋に限らずグラビアアイドルのビデオのBGMって、どうしてああ間抜けなんだろうか。ビーチボーイズを思いッ切り安っポくしたようなやつとか。エッチビデオの音楽とはまた違うんだよね。

このコラムはPLAYの要望により、かちゃくちゃさんの「大衆決断」(現在は閉鎖)内のコラムページ「ロゴス神経症」の“私は眞鍋を抱きしめていたい-眞鍋かをり「Bikiniの休日」を観る-”を転載させていただいたものです。

 【掲載日】2001/06/15

【執筆】かちゃくちゃ