【DATA】優香/be/ポニーキャニオン/30分/1998年12月18日発行
【キャッチコピー】ラストビデオは水着以外で勝負。
【レビュー】
「愛ってなんですか」
そんな優香の問いかけで始まる本作はポニキャン優香三部作のラストを締める作品。
序盤は割としっとりめのBGMと本人のナレーションでスタートする。
まるでドラマ版「深夜特急」の始まりのようだ。
前半から割とメイキングシーンが長く続くので、ややもったいぶった感じである。
というか、このビデオでは前半全く水着のシーンがない。
やきもきしたところでまずは一つ目の見どころシーン。
屋外にあるベッドに優香がジャケ写のワンピで寝転がり、ポラにサインペンでコメントを書いている。カメラを彼氏に見立てて展開していくのだが、ここのカメラアングルが非常に素晴らしい。
うつ伏せになった優香の胸元が見事にフィーチャーされている。
この間優香は子供の頃のままごとのエピソードを語っているのだが、優香の胸元ばかりに目が行ってしまい、全く記憶に残らない。すごく男の目線なのだ。
でもこれも水着ではない。
その後の見どころはといえば、赤いブラでカメラに向かってけん、けん、ぱ。をするシーン。これは意図的に優香のバストを揺らす為の演出。
あまりゆっくりと見ることができないのが残念。
その後赤キャミ&ビキニパンツでのポージングシーンもあるが、胸元が開いていないので個人的には楽しめなかった。
しかしヒップのアップは結構いいかんじである。
これまでの「breath」「to」に比べれば、水着のシーンははるかに少ない。
大ラス前に赤ビキニでたたずむシーンはあるが、夕日を受けてのシーンであるためにあまり見どころとは呼べない。
そんなこんなでエンディングを迎えてしまうのだが、スタッフリストが全部出た後、なぜかボーナストラック的に「breath」「to」の未公開ショットが役4~5分ほど続く。
そこで収められているパープルビキニ&白短パンでベッドを寝転がるシーンがこのビデオで一番良いシーンだった。
本編とは全く関係無いところが一番良いシーンとは…。
イメージビデオ的にはクオリティの高いものだとは思うが、「breath」「to」ほどのインパクトはない。
メインディッシュを堪能した食後の一服、程度のものだと考えておいた方がいいかもしれない。
逆に優香のビデオをこれまで一度も見たことがない、という人は「be」、「breath」、「to」の順番で見れば最高に満足できるかも。
|
(※このレビューは2009年以前に執筆したものです。)
【主な流れ】
ブラウンのワンピ。メイキング。
白のタンクトップに短パンでリュックを背負う。
チェックビキニ&パープルの短パン&シャツ。ココナッツ・ジュースを飲む。
白のワンピ。現地のお子さまに川辺で水の掛け合い。「be」のジャケ写のワンピ。
屋外にあるベッドに寝転がり、ポラにサインペンでコメントを書く。
子供の頃のエピソードを。赤いブラ&パレオでカメラに向かってけん、けん、ぱ。
黒ビキニ&シースルーワンピでプールに浮かぶ。
赤キャミ&スカイブルーのビキニパンツ。ベッドの上であやとり。
その後ベッドの上でポージング。赤ビキニで立ちつくす。ローアングルショット。
オフショット。
エンディング。
「breath」のボーナストラック?
白ビキニでプールに。白ワンピでエアマットに。
パープルの紐ビキニ&白短パン。ベッドで寝転がる。
【評価】★★★★☆
【レビュアー】PLAY